7日間に渡る国慶節の大型連休も終わり、北京市内もすっかり落ち着きを取り戻しました。連休後半から、北京は気温がぐっと下がり、町を歩く人たちの服装も、一気に初冬の装いとなっています。秋が短い北京、あっという間に厳寒の冬がやってくるのでしょうか。
しかし「スポーツの秋」本番を迎え、中国スポーツも大いに盛り上がっています。10月2日には上海で、知的障害者スポーツの祭典、スペシャルオリンピックスの国際大会が開幕し、熱戦の真最中。卓球、バドミントンなど、中国お得意の種目も国際大会が相次いで行われ、中国が期待通りの成績を挙げています。
今週の「一押し」はそんな「スポーツ強国」中国の屋台骨となっている「スポーツ学校」を紹介します。日本と異なり、国家や地方政府が主導して、スポーツを振興していく中国独特のシステムの中で、その底辺を担っているのが「スポーツ学校」。中国全土から優秀なアスリートの卵を集め、厳しいトレーニングを行って、各代表チームに送り出す・・・そんな役割を果たしています。今回、私たちは北京市内の名門校で「世界チャンピオンの揺りかご」の異名を持つスポーツ学校を訪れ、その選手育成の秘訣、オリンピックに向けての取り組みなどを取材しました。
今回は予定を変更して、「オリンピックカウントダウン」はお休み。この話題を「枠拡大」にてお送りします。
放送日時 10月8日 19:25ー(初回放送) 21:25ー 23:25ー
10月9日 7:25ー 8:25ー 20:25ー 22:25ー 0:25ー
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