(1)競技の歴史
1896年、アテネで開催された第1回オリンピックでは100m自由形一種目が行われ、また競技場は港の海面が使用された。女子選手の参加は1912年の第5回ストックホルム大会が最初で、100m自由形、400mリレー、ダイビングなどがあった。
1900年の第2回パリ大会では水球が正式種目に。その100年後の2000年シドニー大会では女子競技にも加わった。さらにシンクロナイズドダイビングもこの大会で競技の仲間入りをした。
1908年、英ロンドンにドイツ、ベルギー、フィンランド、フランス、ハンガリー、スェーデン、デンマーク、イギリスの8カ国から代表者が集まり、国際会議を開いた。この席上、世界的な水泳協会の設立が決定。この国際組織が国際水泳連盟FINA(Federation Internationale de Natation )である。FINAは各種の世界大会を行うとともに、水泳各競技の国際ルールを標準化する作業を行っている。
2004年アテネ大会では競泳が17種目、飛込みが4種目、それに水球とシンクロナイズドスイミングなどが設定された。
水泳競技の種目:
<競泳>50m自由形、100m自由形、200m自由形、400m自由形、800m自由形、1500m自由形、100m背泳ぎ、200m背泳ぎ、100m平泳ぎ、200m平泳ぎ、100mバタフライ、200mバタフライ、200m個人メドレー、400m個人メドレー、4×100mリレー、4×200mリレー、4×100mメドレーリレー
<飛び込み>3m飛板飛び込み、10m高飛込み、3mシンクロナイズドダイビング、10mシンクロナイズドダイビング
<水球>
<シンクロナイズドスイミング>チーム、デュエット
(2)中国の金メダリスト
第23回ロサンゼルス大会(1984年)
周継紅(女子10メートル高飛込み)
第24回ソウル大会(1988年)
許艶梅(女子10メートル高飛込み)
高敏(女子3メートル飛板飛び込み)
第25回バルセロナ大会(1992年)
荘泳(女子100メートル自由形)
銭紅(女子100メートルバタフライ)
林莉(女子200メートル個人メドレー)
楊文意(女子50メートル自由形)
伏明霞(女子10メートル高飛込み)
高敏(女子3メートル飛板飛び込み)
孫淑偉(男子10メートル高飛込み)
第26回アトランタ大会(1996年)
楽靖宜(女子100メートル自由形)
伏明霞 (女子10メートル高飛込み)
(女子3メートル飛板飛び込み)
熊倪 (男子3メートル飛板飛び込み)
第27回シドニー大会(2000年)
熊倪 (男子3メートル飛板飛び込み)
桑雪/李娜 (女子10メートルシンクロナイズドダイビング)
熊倪/肖海亮 (男子3メートルシンクロナイズドダイビング)
伏明霞 (女子3メートル飛板飛び込み)
田亮 (男子10メートル高飛込み)
第28回アテネ大会(2004年)
郭晶晶/呉敏霞 (3メートルシンクロナイズドダイビング)
田亮/楊景輝 (男子10メートルシンクロナイズドダイビング)
彭勃 (男子3メートル飛板飛び込み)
郭晶晶 (女子3メートル飛板飛び込み)
胡佳 (男子10メートル高飛込み)
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