UNESCO・国連教育科学文化機関の要求に基づき、北京の関係部門は、4日、世界の文化遺産に指定された故宮を保護する緩衝地区設置に関する二つの予備草案を初歩的に確定しました。この二つの予備草案は故宮周囲の歴史的姿を最大限に保持すると見られています。
北京故宮周辺の近代的な施設と建築物は故宮全体の姿にますます大きな影響を及ぼしています。世界遺産委員会はかつて遺産保護の緩衝地区設置に関する立法を要求したことがあります。
伝えられるところによりますと、緩衝地区の画定は区域内の建築物の高さと規模及び町の枠組みが故宮の伝統的姿と協調しあうことを原則としています。緩衝地区内では分類保護が行われます。
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