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CCTV「華人世界」、残留日本孤児の親族捜しを支援
   2007-04-18 15:05:13    cri

2歳の王維章と養父

1986年、養父と鉄嶺で

 親族捜しのため、王維章さんが自ら撮影した映像:視聴

 4月11日、温家宝首相は日本を訪問しました。これに伴い、CCTV-4では「華人世界」という番組で「残留日本孤児のための親族捜し」という特集番組を制作しました。今回出演した残留孤児は王維章さん(中国名。日本名は菅野章二)です。王さんは、60年余り会えないでいる母親と、これまでに1回も会ったことのない妹を捜すことを希望しています。

 番組は4月11日から始まり、中日の2つの家庭の間で起こったできごとを伝えています。

実の母からもらった枕カバー

永遠の親子

 60年余り前、中国の農民夫妻が一人の残留日本孤児を引き取り、実の息子のように育てました。

 そして60年後の今日、この残留日本孤児のための親族捜しが始まったのです。

日本語学校に通った時

60歳の王維章

 2006年末、中国中央テレビ局(CCTV)中国語国際チャンネルの「華人世界」制作グループに、1通の手紙が届きました。差出人は王維章さんというお年寄りでした。王さんは60年余り会えないでいる母親と妹を捜したいと言うのです。今年63歳の王維章さんは遼寧省鉄嶺に暮らしていた日本人家庭に生まれ、2歳の時中国人家庭に拾われました。王さんはずっと、自分の親族を捜しつづけています。日本と中国で懸命に捜しましたが、ついに見つかりませんでした。今回、王さんは藁にもすがるような思いで、「華人世界」に助けを求めたのです。 

 「華人世界」の記者は王さんの家庭状況について調査しました。王さんの家庭状況や経歴は苦難に満ちたものですが、同時に一世紀近くの歴史を反映していると言えます。

 「華人世界」では王さんが提供した手がかりをまとめて、親族を捜す長い道のりを歩み始めました。番組ではドキュメンタリー形式で親族捜しの過程で起こった困難や喜ばしいできごとなどをつぶさに報道します。中国政府や関係部門、及び中国人民もこの番組に関心を寄せています。

 親族捜しの範囲も中国国内から、海外へと拡大しました。現在、中国大陸、台湾、日本、アメリカなどの国や地域に及んでいます。

 「インターネット上の交流」

 中国中央テレビ局の国際ウェブサイトでは、この特別番組のために「半世紀にわたる越境親族捜し」というコーナーを開設しました。このコーナーでは、主人公王維章さんの真実の物語を詳しく紹介するとともに、貴重な写真やビデオ資料を多数公開しています。また、「手がかり」、「討議」、「インターネット調査」などの項目もあります。視聴者はこのウェブサイトを通じて番組の内容や親族捜しの進展状況を知ることができると同時に、番組に対する意見を述べたり、情報提供をしたりできます。

 CCTVー4

 アジア地域向け・初回放送  北京時間13:00

 アジア地域向け・再放送  北京時間17:15

 ヨーロッパ向け・初回放送  北京時間15:10 (グリニッジ標準時7:10)

 ヨーロッパ向け・再放送  北京時間翌5:00 (グリニッジ標準時21:00)

 米州向け・初回放送  北京時間20:00(アメリカ東部時間8:00)

 米州向け・再放送  北京時間翌7:00/13:00

 もし貴重な手がかりがあれば、「華人世界」制作グループまでご一報ください。

 電話番号:010ー88243180   010ー88243216

 メールアドレス:overseas_Chinese@cctv.com    huarenshijie@188.com

 或いは、中央テレビ局の国際ウェブサイト「半世紀にわたる越境親族捜し」コーナーの掲示板に書き込んでいただいても結構です。

 アドレスはhttp://news.cctv.com/special/C18206/02/index.shtml

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