
華東師範大学は、国家教育省直轄の重点大学です。
華東師範大学は、1951年10月16日に創立されました。大夏大学、光華大学を元に、復旦大学と同済大学の一部の学科を吸収合併して、新中国初の師範大学となりました。また、1959年に、全国初の重点大学16校の一校となり、1978年には国家重点大学にも認定されました。さらに、1986年には、国務院が批准した大学院設置可能校33校の一つとなりました。1996年、教育省が実施している"211プロジェクト"の審査を経て、国家重点大学にも登録されました。また、2006年、教育省と上海市は、共に出資して華東師範大学をサポートすることを決めました。当大学は、世界で有数の研究型大学を目指し、さらに前進しています。

華東師範大学は、上海に位置しており、現在、ミン行区キャンパス、中山区キャンパスがあります。キャンパスの面積は合わせて206.67ヘクタールです。キャンパスは非常にきれいで、「庭園学府」と呼ばれています。

大学には、現在、人文学院、教育科学学院、公共管理学院、幼児教育と特殊教育学院、外国語学院、ビジネス学院、不動産学院、法政学院、対外中国語学院、メディア学院、芸術学院、設計学院、スポーツと健康学院、理工学院、資源と環境科学学院、生命科学学院、情報科学技術学院、ソフト学院、職業技術学院があります。また、社会人むけの生涯教育学院とインターネット教育学院という2つの管理型学院、さらに、河口海岸科学研究院、国際関係、地域発展研究院、新薬開発先進技術研究院といったハイレベル研究院があります。これらの学院には、合わせて44の学科、61の専攻があります。そのうち、教育科学学院は、中国で、一番早く設置された最大規模の研究型学院です。また、対外中国語学院は、国家レベルの対外中国語教育基地のひとつで、中国語、数学、地理、心理といった5つの専攻を備えています。(続き)
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