北京は中華人民共和国の首都であり、全国の経済・文化・対外往来の中心です。また、中国の古都の一つで、3000年の歴史を持っています。有名な天安門・長城・故宮・頤和園などは、全て北京の歴史遺産です。北京の独特な雰囲気は、ほかの都市と比べ物になりません。春夏秋冬がはっきりしているし、住みやすいところでもあります。
その北京にある北京中医薬大学は、世界が認める中医薬高等教育学府であり、権威ある中医医師と中医薬教育システムを有しています。もし、正式に中医薬知識を学びたいなら、北京中医薬大学が最適です。
北京中医薬大学は1956年に創設され(旧称:北京中医学院)、今年は創立50周年を迎えます。中華人民共和国で最も歴史の長い高等中医学院の一つです。2000年7月31日には北京針灸骨傷学院と正式に合併し、国家教育部直属の重点大学として新たなスタートを切りました。
新しい北京中医薬大学は東西2つのキャンパスがあります。東校舎は元・北京針灸骨傷学院、西校舎は元・北京中医薬大学です。大学の本部は西キャンパスに設置されています。大学の敷地面積は、現在25.3万?あります。
北京中医薬大学は現在、9学院・6学部・9学科のほか、16の修士コース・15の博士コース・3のポストドクターコースから構成されています、現在、在校生数は約4900名で、内訳は学部生が4150名、修士が450名、博士が300名です。
北京中医薬大学は1957年から留学生を募集し始め、政府奨学金資格のある留学生も受け入れています。2005年度の留学生数は1189名で、内訳は学部生約900名、修士130名、博士41名、研修生107名です。
また、北京中医薬大学には、基礎医学院・中薬学院・針灸学院・管理学院・中医看護学院・国際学院・臨床医学院・インターネット教育学院・継続教育学院の9学院および大学院部・文法学部・台湾マカオ香港中医学部・高等職業学部・体育部が設置されています。そして、教育技術センター・情報センター・医学史博物館・中薬博物館・図書館などの補助教育機関も併設されており、一般公開されています。
現在、北京中医薬大学には、教員476名、博士課程指導教授158名(そのうち学外指導教授55名)、教育部「長江学者奨励計画」特聘教授1名、人事部「百千万人才工程」の学者3名、国家レベル特殊貢献学者8名、政府特別手当を支給されている学者100名など、国内外において著名な専門家が在籍しており、優れた人材を育成するべく、質の高い教育を誇っています。
現在、学生数は約17800名で、そのうち学部生は3854名、修士大学院生は765名(中医学7年制も含む。前5年は本学生、残り2年は修士大学院生になる)、博士大学院生は356名です。また台湾・香港・マカオをはじめとして、41の国・地域から900名の留学生が在学中です。さらに、継続教育生は3713名、通信教育生は6668名に上っています。
創立以来50年間、本学は約20000名の中医薬専門家を輩出してきました。さらに学校運営管理・科学研究・対外協力などさまざまな面で、全国の中医薬界をリードしてきました。
また、2002年には、第1回国際中医薬教育大会を開催しました。さらに今年、大学創立50周年祝典において国際教育学術論壇を、10月には「2006年国際伝統医学創新と発展動向論壇」を行う予定です。
本学の国際学院は、海外からの留学生・研修生の受け入れを行っている部門です。また、東西両キャンパスには、留学生宿舎・食堂が設けられており、留学生が安心して生活及び・学習できる環境を提供しています。短期研修生には中国語・英語・日本語・韓国語・ロシア語・スペイン語を用いた授業を開講し、同時に学部予科クラス、中国医師試験対策班を開設しています。
住所:中国北京朝陽区北三環東路11号 北京中医薬大学国際学院
郵便番号:100029
メールアドレス:isbucm@bjucmp.edu.cn
ホームページ:http://www.bjucmp.edu.cn
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