今週に入って、北京は「涼しい」というより「寒い」です。この間も、明け方あまりにも寒くて、目がさめてしまいました。街でも、ジャケットやカーディガンを羽織った人を見かけるようになりました。
気象学上では、平均気温が連続5日間22度を下回ると、本当の意味で「秋」がやってきたことになるそうです。北京市気象局によると、今週後半、寒気の影響で天気がぐずつくこともあり、以後、どんどん気温が下がっていくだろうとのことです。このままいけば、週末には正式な秋の訪れとなりそうです。今年の夏は、夏らしくないまま終わってしまいましたが、その分、秋は秋らしいことを思いっきり楽しみたいです。
さて、今週の番組をちょっと紹介します。
最近まで夏休みだったせいか、このところ小中学生の皆さんからのお便りがたくさん届いています。来年高校受験だという、大阪府高槻市の中学3年生・西田くんは、中国の受験制度に関心を持っているようです。また、神奈川県鎌倉市にお住まいの小学生・伊藤大輔くんは、中国のサッカー事情について質問をくれました。ほかにも、多くの方々からお便りをいただきました。面白い話題が結構ありましたよ。
「ホットホット通信」のコーナーでは、中国の砂漠緑化事業と中日友好事業に力を入れている「日中友好砂漠緑化協会」という日本の団体を紹介しました。この団体は、滋賀県など関西の方々を中心に結成された団体で、武村正義元大蔵大臣が会長を務めています。1999年の結成以来、中国での砂漠化対策に取り込んでいます。今年も、植林活動のため中国を訪問したところを取材させていただきました。団体の取り組みや、中国の砂漠化事情などを番組で詳しく紹介しています。興味のある方、ぜひ聞いてください。
「kokuseiが聞く」のコーナーは、杉本静夫さんのインタビューの2回目をお送りします。楽しみにしてください。
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