今年で第6回を迎える「北京市大学1年生 日本語弁論大会」が、6月10日午後、北京大学英傑交流センターで行われ、300人を越える学校関係者が集まり、「弁論」と「演芸」の2部門で審査が行われました。
午後1時半に始まった会では、まず日本国大使館の岩佐一等書記官が「ここにいる皆さんが将来の日中友好を支えます。日本の文化などにも興味を持って勉強を続けてください」と挨拶しました。
続いて行われた「弁論」の部では、各大学の代表がそれぞれ「2008年に迎える北京」、「なぜ日本語を勉強するのか」といった内容に加え、日本の友人との交流を語った「ギョウザパワー」というユニークな表題の弁論も行われ、会場を沸かせました。
続いて行われた「演芸」の部では、14校が劇や合唱、朗読などを発表しました。今回初出場となる中央民族大学は、生徒それぞれが民族衣装を見につけファッションショーを行いました。会場からはその美しさにため息がもれていました。
![]( /mmsource/images/2005/06/13/090.jpg) |
![]( /mmsource/images/2005/06/13/075.jpg) |
![]( /mmsource/images/2005/06/13/083.jpg) |
![]( /mmsource/images/2005/06/13/018.jpg) |
唯一の男子選手である対外経済貿易大学の陳大衛さん |
ピースでリラックスする中国人民大学の王艶さん
|
「演芸」部門優勝の北京師範大学 |
浴衣姿で踊っている対外経済貿易大学のみなさん |
弁論部門、優勝は北京大学のテイ・ゲンセイさん。おばあさんとの思い出を語った「夕焼けの中のお祖母ちゃん」というスピーチは、内容はもちろん、正確な発音、的確な言葉使いで審査員の高い評価を得ました。演芸の部では、日本の童謡を合唱した北京師範大学の皆さんが優勝に輝きました。 この大会は、北京市の大学が主催する日本語弁論大会としては唯一のもので、毎年1回行われています。第6回を迎える今年は、 日本語学習熱の高まりにあわせ、史上最多の20大学が参加しました。審査員からは「たった一年ほどの学習でこれほど流暢に話せるとは驚きです」との声が聞かれました。
![]( /mmsource/images/2005/06/10/dahui.jpg) |
![]( /mmsource/images/2005/06/10/pingwei.jpg) |
![]( /mmsource/images/2005/06/10/huazi.jpg) |
![]( /mmsource/images/2005/06/10/shirayuki1.jpg) |
弁論大会の会場 |
審査員の先生たち |
清華大学・「花の子ルンルン」の踊り |
北京郵電大学・「白雪姫」 |
|