まず、言っておきたいのは、わたしは二十代の人間だということです。12歳から日本語を習い始めたわたしは日本のことについて、とても興味を持っています。幼いころから、日本からの情報が頭の中にいっぱい入ってきました。
母親が買ってくれた最初の漫画の本は「セイントセイヤ」です。小学校の時、私が一番好きなテレビ番組は「恐竜戦隊コセイドン」で、放送時間になると、何人かの子供が一つのテレビを囲んで、真剣に見つめている場面は今でもはっきり覚えています。中学校の時、周りのクラスメートが持っている漫画の本として「ドラえもん」、「流浪人剣心」、「ドラゴンボール」などが挙げられます。デパートへ行ったら、「First love」がバックグラウンドミュージックとして流されていました。今、わたしたちが使っている家電製品の半分ぐらいは日本製です。「SONY」、「TOYOTA」、「朝日ビール」の広告は町のいたるところに立てられている。
日本は科学技術や経済などの分野で、アジアの先進国で、魅力的なものが確かに沢山あります。わたしたち二十代の人々は日本の文化に影響されています。それから、日本の方に対する印象をもちょっと言ってみたいです。
中学校の時、学校でよく日本人学生との交流会が行われていました。初めて出会った日本人に対し、一番印象深かったのは「マナーがいい」ということです。とても付き合いやすくて、すぐ友達になれます。それから、もう一つは真冬なのに、女子学生達がみんな制服のスカートを着ているのを見て、本当にびっくりしました。「へえっ、寒くないの」と思ったら、「学校のルールですから、守らなければなりません」という返事に対して、感心しました。
その後、多くの日本人と付き合うにつれて、中国人のわたしにとって、日本の方を学ばなければならないところが多いと感じています。時間厳守と仕事に真剣に取り組む態度、それから、一生懸命に頑張ること、特に日本人の勤勉さは印象的でした。
これらは個人的な意見ですが、大多数の中国人も多少わたしの意見に賛成していると思います。わたしたちは心から中日関係がよい方向に向かって発展し、両国が仲良くしていきたいと願っています。日本人の方々と共に頑張っていきたいのです。
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