「小さい頃から、世界地図を眺めることと走ることが大好きで、5歳の時には、すでに世界各国の首都を覚えてしまった。今住んでいる部屋の壁にはあらゆる地図で埋まっている。また、どんなに忙しくても必ず毎日走る。走ることによってストレスが発散できる。」と、中国屈指の大学?北京大学国際関係学院に留学中の加藤嘉一(よしかず)さんはそのように語りました。
加藤さんは日本の高校を卒業したあと、日本国内の名門校への進学を自らの意思で辞退し、より国際的な視点を培うため、北京への留学を決めました。彼の夢は「国連で豊富な経験に裏付けられた自分の見解を世界の人々に訴え、常に社会で影響力を持ち続けること」だそうです。
加藤さんは学部での勉強のほか、現在、北京大学留学生会の会長を務めています。まさに今から自己表現をし、人々に影響力を与えているのです。
このほど、多忙な留学生活を送っている加藤さんをスタジオにお招きしました。一旦自分の意見を語りだすと、二十歳とは思えないほど、非常に冷静な見方をされていることに驚きました。
「一衣帯水」の中国と日本。中日関係の未来は現在の若者たちが担うものです。中国の若者は日本に非常に興味を持っている一方、日本の若者は中国に対する関心が薄いことから、お互いの理解が同レベルに立っていないことがよく指摘されます。加藤嘉一さんは特例なのでしょうか。中日両国の若者がもっともっと相手の国を理解し、理解の下交流が行われることを期待します。
「ホットホット通信」、今回は北京大学国際関係学院で留学している加藤嘉一さんへのインタビューをお届けしました。
|