北京の五道口と聞くと多くの人が「学生の街」と答えるだろう。地下鉄13号線五道口駅もでき、北京市内中心部からは遠く感じられた五道口も、今では地下鉄を乗り継げば数分で行ける。
学生の街というだけあり、五道口を歩けば中国人の学生を初め、聞きなれない言語を話す世界各国からやってきた留学生ともすれ違う。
そんな学生の街、五道口に美味しいコーヒー、美味しいケーキが味わえるカフェがある。韓国人のオーナーが経営するCafe Bros。2001年にオープンしたそのカフェには、今や韓国人の学生を初め、子供連れで訪れる地元の住民も少なくない。また、お茶やケーキを味わいながら勉強をしている留学生の姿も多く見かける。
コーヒーを初め、珍しいところでは台湾で流行った「珍珠ナイ茶」にも人気がある。日本でも一時流行った、黒い大きなタピオカのようなものがミルクティーの中に入っており、見た目にはグロテスクだが一度飲むと病みつきになってしまう。太いストローで飲むのがまた面白い。
このCafe Brosの売りはなんと行っても、店内入り口に置いてあるケーキだろう。生クリーム好きにはたまらない、生クリームたっぷりのショートケーキを初め、モンブラン、ミルクレープ、そして新鮮なイチゴをたっぷり使ったイチゴのタルトなど、どれを食べようか迷ってしまうほどの数と目を引くケーキたち。
ミルクレープ、モンブランがそれぞれワンカット22元(日本円で290円弱)で、決して安くはないが、五道口でおいしいケーキが食べたくなったら迷わずCafe Brosへ走ろう。
海淀区五道口華清商務会館底商E号
電話:8286-3198
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