北京にある鼓楼旧大街を北に向い、胡同を少し入ったところにあるのが「BED TAPAS&BAR」。
赤い提灯が灯ったドアを開けると、落ち着いた空間が目に入る。四合院を改築してBARにしたというマレーシア華僑のオーナーは、そのBED TAPAS&BAR近くにもう一軒マレーシア料理屋も開いている。
BED TAPAS&BARという名の通り、BEDでくつろぐような中国、北京にいることを忘れてしまう空間が広がっている。ドアを開けてすぐの空間には、靴を脱いで上がるスペースと、カウンターが。まるで、友達の家に招かれたかのような、とても気楽で自由なBARなのだ。
靴を脱いで上がるスペースには、カップルを初め、お酒を飲みながらトランプを楽しむ中国人、北京で暮す外国人など、BED TAPAS&BARの空間と癒しの音楽を楽しみに来るリピーターが多い。
奥に進むと、先ほどとは全く違った空間が広がっている。夏になるとオープンテラスになる空間や、個性的であり癒しの空間でもある個室がいくつかある。
その個室には、中国の旧いベッドが置かれていたり、洋書や画集など客が自由に閲覧できる書籍も飾っている。
DJブースもあり、たまにクラブイベントも開催されるという。音楽好き、アート好き、もちろんお酒好きにはたまらない、北京でも数少ない心から落ち着いて静かにお酒が飲めるBARと言えるだろう。
ここ BED TAPAS&BAR一番のお薦めは、「モヒート」というミントとライムが入った甘酸っぱくてとても飲みやすいカクテル。居心地のよい空間と、耳にすんなり入ってくる音楽を聴きながらお酒を味わっていると、時間が経つのを忘れてしまう。何時間でもいたいBAR、それがBED TAPAS&BARなのだ。
BED TAPAS&BAR 西城区張旺胡同7号 電話:010-8400-1554
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