9月7日に24節季の一つ(1)白露が過ぎました。草や木の葉に(2)露がつく季節になりますね。
さて、この間の日曜日、息子を連れて国家博物館に行くために、ついでに天安門広場の南にある商店街・(3)前門大通りを歩いてきました。ここを散策する楽しさとは、(4)旧市街地が殆どそのまま残されていることから、家と家の間の細い路地・(5)胡同がたくさんあることです。特にここの胡同は体を斜めにしてやっと二人が通れるほど狭いです。その奥は(6)平屋が軒を並べる民家であるため、外来の人はあまり入ってきてません。私は吸い込まれたように、(7)びくびくとして入ってみました。20センチ四方のコンクリートに敷き詰められた道を50メートル行くと行き止まりになったので、首を伸ばして、奥のほうに目をやりました。(8)隅っこに(9)共同水道があるだけで、道はさらに1メートル先で曲がっていました。
「なにもないね。どうしょうかな」と迷っていたとき、「入ってみたいでしょう。入っていいですよ」と声が掛けられました。人が見えないので、私はただ前に向かって「謝謝」と言って、息子を後ろに前へ進みました。3メートルのところにある曲がり角を曲がると、昔の建物の屋根、灰色の瓦などが見えました。それに、屋上には(10)かぼちゃの(11)蔓が一面に伸びており、黄色い花が満開でした。よく見ると、地面の(12)鉢植えから這い上がったものです。家の正面は増築の平屋に覆われて道が(13)窮屈になっていることで、緑で潤いを保つためだとおばさんは説明してくれました。家の中は昔の家そのままなので、(14)夏は涼しく、冬は暖かいよと続けて紹介し、「中に入ってください」と誘ってくれました。
私は少しおしゃべりしてから分かれましたが、今はとても(15)後悔しています。皆さんももしチャンスがありましたら、ぜひ胡同を訪れましょう。
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