北京は昼間が30度を超える暑さですが、夜は10度台に下がり、10度以上の気温差になるシーズンを迎えています。
さて、最近よく耳にする新しい言葉があります。それはスーパー女性の声の意味である(1)「超級女声」です。湖南省の(2)テレビ局の番組の名前で、全国の女性を対象に歌手を選抜していました。その方法としては、携帯、電話、(3)フックスなどいずれかを利用して、出場を申し込み、都市や年齢などの制限はまったくありませんでした。それに、決勝戦まで(4)テレビ中継を行ううえ、合格は(5)審査員だけでなく、現場の観客や視聴者の投票数によって決められます。
今年の初めから8月末まで続いたこの「超級女声」番組には、若者はもちろん、私も含めて普段あまり(6)娯楽番組を見ない中年や高齢者も引き付けられました。特に準々決勝では、私は日本語部の若いスタッフと一緒に再放送を見ながら優勝者を当てるほどでした。番組は(7)「歌いたいなら思う存分楽しもう」というスローガンを打ち出しているため、プロやアマチュアに一切関係なく、全国(8)老若男女問わず参加していました。最初の段階ではプロの50代の女性もいましたが、最終段階では、殆どが20代の女子大生たちでした。彼女たちは歌や(9)パフォーマンスが上手なことから、人気歌手をはるかに超えるほどの注目を集めていました。最終戦では、携帯電話による投票は、なんと(10)延べ1千万人近くありました。国営テレビCCTVよりも人気があるものでした。
優勝者の女子学生は歌がそれほどではありませんが、(11)颯爽とした姿、格好いい振り付け、スマートなスタイル、おっとりしたスマイル、しっかりした態度などが人気を呼び、優勝の座を手にしました。「超級女声」を通じて、今中国の若者が求めているイメージが分かり、今後中国に影響を及ぼすではないかと思います。優勝した女子学生は私も大好きで、すでにある大手のコンピューターの(12)イメージキャラクターになっており、今後の成長を楽しみにしています。
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