北京は朝晩の冷え込みが強くなってきたが、昼間は晴れ間が多く、例年より過ごしやすい感じがしています。
さて、中国全国で(1)高視聴率を収めた韓国ドラマ(2)「チャングムの誓い」は放送が終わったが、余韻はまだ残っています。この影響で食材への研究に熱中する人が多くなりました。食材によって体力を回復したり、(3)薬膳料理に嵌まってしまうブームが起きているようです。私はあまりこのドラマを見ていなかったが、(4)「医食同源」ブームから、自分で作れるおいしい上、病気を予防する料理を見つけています。中国では人の内臓から美容にいいとされるいろいろな食べ方があります。我が家で役に立ちそうなものをいくつか選んでみました。
新鮮な(5)川魚の調理法だが、(6)割いたものをすぐ食べないほうがいいとのことです。というのは割いたばかりの魚は(7)蛋白質が十分分解できておらず、おいしくなく、(8)栄養分も十分発揮することができていないからです。つまり、このような魚はいくら新鮮でも、おいしくないし健康にもあまり役立たないことです。正確な食べ方は、魚を割いてからきれいに洗い、調理するまで2、3時間置くことです。おいしく食べられると同時に、養殖魚の体内にたまっている化学成分が抜け、体への(9)マイナス面を(10)最低限に減らすことができるとのことです。
もう一つ、鳥インフルエンザが脅威を振るっている最中、インフルエンザを防ぐ(11)スープを紹介しましょう。(12)サトウキビと(13)クワイと一緒に煮込んだスープです。1人分の調理法ですが、砂糖キビをお椀に入れられる程度に短く切って、クワイを五つ入れ、その後(14)氷砂糖と水と一緒に煮込めばいいという、簡単な作り方をしています。これなら、どなたでも出来るのではないでしょうか。
食べ物について、中国の庶民の間では、(15)「栄養補給は薬より食材」と、広く信じられています。リスナーの皆さん、体調を崩し易い冬だが、風邪の予防のためには、偏食しないで何でも食べるようにしましょうね。
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