北京は(1)紅葉狩りのシーズンになりました。
さて、日本のBS2で放送された韓国ドラマ(2)「チャングムの誓い」が、北京でも9月から始まっています。香港や日本などで(3)大ヒットしたからだろうか、あまり宣伝されなくても、(4)視聴率が高く人気を呼んでいます。その(5)主題歌やせりふなどが中国語に(6)吹き替えることで、一段と中国人に親しさを感じさせています。主題歌は中国の子どもによって(7)カバーされ、ちょっと聞くと、韓国版と聞き分けができないほどです。この間、地方の取材先で(8)コンサートを聞くとき、中国の(9)トップクラスの民謡歌手も、この主題歌を歌い、会場が熱気に溢れたことがあります。韓国ブーム(10)「韓流」は、中国ではすでに10年ぐらい前から続いています。今日になってもその勢いは強くなる一方です。特にドラマの方は、高い人気を保っているようです。私のことですが、この2、3年、韓国ドラマを見続けており、中国ドラマをたまに見るだけでした。20、30代のときに嵌まっていた西洋のドラマは全く見なくなっています。
こんな情況を残念に思ったことは、ストリーから言えば、中国の庶民生活の中で、もっと多彩で、感動的で、スケールの大きな物語が一杯あるはずなのに、ということです。
局の朝鮮語部の同僚とこれについて話し合ったとき、韓国政府の支持と深く関わりがあって、ドラマ製作で制限がすくなく、監督の権力が絶対的大きいことなどが上げられました。文化は、韓国で(11)国を挙げて取り組んでいる産業になっているとして、感心させられました。
また、モンゴル語部の同僚によりますと、モンゴルでも、韓国のドラマがヒットしているとのことです。
韓国ドラマは、ここ数年、アジア市場を独占する感じがします。そのうち、香港や台湾を含めた中国、日本、(12)シンガポールなどのドラマも、視聴者を(13)引き付けるようになればと、わたしたちは期待しています。
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