国連のパン・ギムン事務総長は21日、国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)でまとめられた「コペンハーゲン協定」を実施し、また、2010年に世界的にも拘束力のある気候変動協議の制定につとめるよう各国に呼びかけました。
これはパン・ギムン事務総長がニューヨークにある国連本部で、記者のインタビューを受けた際、明らかにしたものです。
その中で、パン・ギムン事務総長は「今回コペンハーゲンで開かれた会議で収めた成果は期待されていたほど大きくなかったが、正しい方向へ重要な一歩を踏み出した」と述べた後、「『コペンハーゲン協定』は、今後の温室効果ガスの排出制限に関するグローバルな協定制定の基礎を築いた」と語りました。
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