中国では、資源節約と環境保護のために今年6月からレジ袋の使用制限を実施していますが、中国国際食品包装協会などが、このほど北京における実施状況について調査した結果、卸売市場や農産物売場などで依然として問題があることが分かりました。
中国国際食品包装協会と北京凱発環境保護技術諮問センターは、このほど北京のスーパーやデパート、市場などの商業施設を対象にレジ袋使用制限の実施状況を調べ、27日に結果を発表しました。それによりますと、大きなスーパーやデパートなどが規制を厳格に守っているのに対し、卸売市場や農産物売場などでは依然として基準に合わない袋を使ったり、有料化を実施していないという問題があるということです。
中国国務院は今年1月、「レジ袋の生産・販売・使用の制限に関する通達」を発表し、6月から全国を対象に厚さ0.025ミリ以下のレジ袋の生産・販売・使用を禁じているほか、レジ袋の無料配布を停止しています。(翻訳:鵬)
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