中国の胡錦涛国家主席は24日、アテネでギリシャのカロロス・パプーリアス大統領と会談しました。双方は、中国とギリシャの全面的戦略パートナー関係を推進していくと表明しました。
胡錦涛国家主席は、「中国とギリシャが国交を樹立して36年、二国間の関係は良好に発展している。ギリシャ政府と国民が北京五輪とパラリンピックを支持してくれたことに対して、中国政府と国民は感謝している」と述べました。
胡錦涛国家主席は、中国とギリシャの二国間関係について、「中国とギリシャの友好関係を保ち、政治的な相互信頼を強化する。新しい分野を開発し、協力を拡大する。人文交流を強化し、人民同士の友情を推進する。多国間協力を強め、共に調和の取れた発展を目指す」という四つの提案を出しました。
胡錦涛国家主席はまた、G20・主要20カ国金融サミットや中国政府の内需拡大、経済成長を促進する措置について紹介しました。カロロス・パプーリアス大統領は、「ギリシャは、中国の発展ならびに発展途上国の国際舞台での大きな役割に注目し、中国政府の国際金融危機対策を高く評価する」と表明しました。(翻訳:シンエン チェック:末永)
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