17日から23日までの書籍週間ランキングは、1位が「従頭到脚説健康(頭からつま先まで健康)」、2位が明代の党争などをテーマにした歴史物「明朝那些事児(明代の出来事)」、3位が20代の新鋭・郭敬明さんの小説「小時代ー1.0折紙時代(小さなこと)」となりました。
このランキングは、北京図書大厦、王府井新華書店、中関村図書大厦、三聯書店などの書店のほか、卓越ネット、当当ネットなどのオンライン販売の結果を集計したものです。
「頭からつま先まで健康」はテレビ番組の書籍化で、著者は番組の司会者でもある北京中医薬大学の曲黎敏教授です。漢方医学の視点から体の各部位やその機能を分析した上で、病症、病因、治療法を説明しています。番組同様、書籍も大ヒットとなりました。
「明代の出来事(著者・当年明月)」は、明の歴史の研究書で、これまでの「東林党は学術を主体にし、政治には関わらなかった」という定説が覆されたところが受け入れられている、と関係者は見ています。(朱丹陽 末永)
|