「人民日報」24日の報道によりますと、40年の研究を積み重ねた結果、中国は世界最大規模、また実力NO・1の風洞実験室を作り上げました。
風洞とは人工的に小規模な風の流れを発生させ、実際の流れ場を再現・観測する装置ないし施設です。発生させた流れの中に縮小模型などの試験体を置き、局所的な風速や圧力の分布・力・トルクの計測、流れの可視化などを行います。風洞を用いたこのような実験は風洞実験あるいは風洞試験と呼ばれ、航空機・鉄道車両など高速で移動する輸送機械や、高層ビル・橋梁など風の影響を受け易い建築物の設計に用いられています。
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