日本の児玉和夫外務報道官は22日リマで、日ロの両首脳が同日会談し、政治対話を強化して北方領土問題を早期に解決することで合意したことを明らかにしました。

　児玉報道官は同日行った記者会見で、リマでのAPEC・アジア太平洋経済協力会議の非公式首脳会議に出席した麻生太郎首相とロシアのメドベージェフ大統領が会談し、メドベージェフ大統領が領土問題を次の世代に残したくないとの考えを表明したと述べました。

　児玉報道官によりますと、メドベージェフ大統領は、政治指導者がこの問題を解決する意欲を見せさえすれば、問題は解決できると強調したということです。（翻訳：黄恂恂）