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日本外務省の児玉和夫(こだま かずお)外務報道官は22日ペルーのリマで、朝鮮半島の核問題をめぐる六者会合について条件が整った場合には、一日も早く再開し、実質的な進展が遂げられるよう期待していると日本側の考えを明らかにしました。
また児玉報道官は、エネルギーの援助を提供する意向だが、朝鮮が日本人拉致事件を徹底的に解決するよう期待していると述べました。
第16回APEC・アジア太平洋経済協力会議の非公式首脳会合で、アメリカと日本、韓国の首脳は金融危機と朝鮮半島の核問題をめぐって意見を交わしました。
朝鮮の工作員が日本人拉致事件を起こし、2002年に、朝鮮は拉致事件について正式に「遺憾の意」を表明し、一部の拉致された日本人とその子供を送還し、亡くなった日本人の遺骨と遺品も返還しました。しかし、日本は拉致事件はまだ解決されていないと考えており、解決を日朝国交正常化の前提条件とすると共に、朝鮮に対し制裁を続けています。(翻訳:KH)
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