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紅海沿岸アラブ国家、海賊行為取締りを協議
   2008-11-21 13:49:49    cri

















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 紅海沿岸のアラブ国家は20日、エジプトのカイロで緊急会議を開き、ソマリア沖の公海でエスカレートする海賊武装襲撃行為を取り締まることについて協議しました。

 今回の会議はエジプトとイエメン共和国の共同主催によるもので、エジプト、イエメン、サウジアラビア、ヨルダン、スーダン、ジブチの紅海沖アラブ6ヶ国の政府高官とソマリア臨時政府及びアラブ連盟の代表が参加しました。

 ソマリアは1991年から紛争状態にあり、統一政府がなく、戦争と飢饉が続いています。そのため、航行する船舶から武力で金品を略奪する海賊行為が頻発しています。統計によりますと、今年、すでに90隻以上の船舶がソマリアの海賊に襲撃され、今でも、一部の船舶が拉致されたままです。こういったソマリア沖で起きている海賊行為を取り締まるため、国連安保理は今年6月と10月に二つの決議を採択して、外国の軍隊がソマリア政府の許可を得て6ヶ月間、ソマリア沖で海賊及び武力略奪を取り締まる権利を与えると共に、ソマリア海賊への取り締まりを参加するよう呼びかけました。

 現在、多くの国の海軍がパトロールしていますが、ソマリア海賊は相変わらず大胆に活動しているので、この地域の公害となっています。

 そこで、紅海沿岸アラブ国家は緊急会議を開きました。閉会の際に発表された声明で、ソマリア海賊が頻発する根源は持続的に悪化した国内情勢によるもので、問題解決の鍵は内部の和解を実現することだと指摘した上で、また、海賊の取り締まりは国際法の関連原則に従い、各国の領土と領海の主権を尊重すべきだと強調しています。

 また、声明は、「紅海がインド洋と地中海、アジアとヨーロッパを結ぶ海上の要衝で、湾岸国家の石油がヨーロッパや北米へ運ぶ水路でもあるので、紅海の治安を維持することは国際運輸の安全を守るだけではなく、紅海沿岸アラブ国家の経済利益にも及んでいる」として、会議参加者は紅海沿岸のアラブ国家が紅海の治安を守り、あらゆる海賊行為に対応する責任があるので、各国が近くの国際水域で関連の手配をすることについて協議すべきだという点で見解の一致を見ました。

 また、紅海沿岸のアラブ国家は、「海賊の取り締まりは整備した地域や国際協力により実現しなければならない」として、声明で「アラブ国家はアラブ連盟事務局を通じて、立場を調整して一致した立場をとり、地域や国際協力による海賊取締りのルートを整備する」ことを強調しました。

 海賊取締り活動で行動の協調性を取るため、IMO・国際海事機関の支持の下で、関連の協調や情報交換に関する地域センターをイエメンに設立する予定です。会議の声明は、「アラブ連盟とアフリカ連盟は海賊の取り締まりでの協力強化、特に紅海沿岸各国の協力強化をすべきだ」とした上で、紅海沿岸のアラブ国家が海賊の取り締まりに尽力する関係側との対話を呼びかけ、国際社会が海賊取締りに技術や財政の支援をすることをws歓迎するということです。 (東)

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