中国湖南省の洞庭湖は中国の五大淡水湖の一つで、渡り鳥の自然保護区でもあります。上流地域の降雨とダム排水の影響を受けて、今月に入ってから洞庭湖の水位は上昇しつつあり、19日に28メートルと、通常水位の25メートルを大幅に上回りました。これによって渡り鳥の越冬に必要な生息地である湿地と泥沼の面積がかなり減少し、渡り鳥の多くが湖周辺の水田に集まるようになりました。おかげで、農作業が正常にできず、渡り鳥の保護も難しくなりました。
渡り鳥が無事に越冬できるよう、保護区の関係者は世界自然基金会と協同で、現地調査を展開しており、人工飼育も考えています。(翻訳:KH チェック:OS)
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