北京市政府は19日、交通渋滞を緩和するため、解決案として自動車購入制限を採用しないことを明らかにしました。
このほど、北京市の交通渋滞を緩和する解決案の意見聴取が行われましたが、一部の市民は「ナンバープレートの末尾の奇数と偶数によって通行制限を加えるべき」、「自動車の購入を制限すべき」などの提案を出しました。
北京市発展改革委員会の王海平副主任は19日に、内需拡大と市民の自動車購入の意欲を満足させるため、自動車保有台数を抑えること、自動車の購入やナンバープレートの発行などに制限を加えることは不適切である」と指摘した上で、「根本的な解決策は、地下鉄を中心とした公共交通機関の建設に力を入れることである。2010年までに、北京市は地下鉄の建設に総額900億元を投資し、路線の総延長は300キロに達する見込みである」と述べました。(翻訳:KH チェック:OS)
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