中国の張徳江副首相は18日、北京で開かれた第四回国際安全生産フォーラムに出席した際、「中国政府はより強硬な政策を実施し、安全生産の確保に力を入れて、事故が頻発している状況を改善するために取り組んでいく」と述べました。
張徳江副首相はフォーラムの席上、「中国政府は安全生産における法制化や規範化、また安全生産の監督管理体制の強化をしていく。また、安全生産を確保する関連施設への投資を増加し、作業員の安全確保ができる設備の使用を普及させ、安全の規範化のキャンペーンを行う。そして、炭鉱ガス事故の防止に努め、小規模な炭鉱を取り締まる」と述べました。
張徳江副首相はまた、「ここ数年中国の安全生産状況は全体的に好転しており、昨年、全国で生産事故の死亡者数は5年前と比べ3割減少した。しかし、事故発生件数はまだ多く、重大事故の発生率が高い」と指摘しました。(翻訳:KH)
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