冬になると、元気がなく、ストレスやプレッシャーが普段より強く感じられる人が多くなるようです。北京師範大学心理学院の劉翔平教授によりますと、これは冬季憂うつ症の兆しで、「心理インフルエンザ」とも呼ばれます。
冬になると、寝ることを好むようになっても、睡眠の質が悪く、よく夢を見る人が増えます。また、部屋に閉じこもって、運動したがらない人も多くなります。これらは心理インフルエンザを招く要因と見られています。
劉翔平教授によりますと、心理インフルエンザを予防するには、日光浴をして、屋外で運動するなど、体を鍛えることが大切だそうです。これはいわゆる体の植物的機能である自律神経を調節し、緊張感、憂うつ、ストレスの軽減にプラスとなります。そのほか、色で気分転換することもできます。例えば、鮮やかで暖かい色の服を着ることも心理インフルエンザの緩和や予防に役立つということです。(11/18 翻訳者:Lin チェッカー:安藤)
|