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日米のメディア、国際金融サミットを評価
   2008-11-17 19:50:42    cri

 G20・主要20カ国金融サミットは15日午後、アメリカ首都ワシントンで閉幕しました。日本やアメリカのメディアはこのサミットをこのように評価しています。

 『朝日新聞』は「新興国は従来の先進国が構築した世界金融システムに参入している。新興国の参入が強化されたことは国際金融の枠組みが最も変化したところである。中国の胡錦涛国家主席は『中国は責任ある態度で、国際金融組織が金融市場の変化に応じ、融資能力を強化することに支援する』と提案し、これは国際金融市場の枠組みの変化の表れでもある」と報道しています。

 『毎日新聞』は「中国は『発展途上国の代表』と言う存在が明らかにされた」としています。

 『日本経済新聞』は「中国やインドなどの新興国の協力がないと、新たな国際金融秩序の構築ができないということが、今回のサミットで浮き彫りにされた」と伝えています。

 地球規模で広がる危機には、これまで世界を率いてきた主要8カ国(G8)だけでは対処できない。急速に力を蓄えてきた新興国や中進国も加えた枠組みで事に当たるためだ 

 『ニューヨーク・タイムズ』は、「金融サミットの晩餐会で、アメリカのブッシュ大統領の左側にブラジルのルラ大統領が座り、右側には中国の胡錦涛国家主席が座った。これはアメリカから始まった金融危機はすでに国際経済秩序を再構築したことを物語っている」と述べました。

 『ワシントン・ポスト』は、「各国の指導者は重大変革に賛成」と題して、「金融サミットで達成した行動計画により、国際金融システムの再建に、中国、ブラジル、インドなどの発展途上国は更に役割を果たす」と述べました。

 『ロサンゼルス・タイムズ』は、「金融サミットは協力保障をもたらす」とのタイトルで、「今回のサミットは、中国、インド、ブラジルとロシアなどの発展途上国の世界経済舞台での初デビューとなった」と述べました。(翻訳:トウ 徳花 チェック:安藤)

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