中国で親しまれている古典小説「西遊記」をモチーフにした雑技オペラが、来年1月北京展覧館で上演されることが、16日明らかにされました。
このオペラは、「大鬧天宮(だいどうてんぐう)」や「三打白骨精(さんだはっこつせい)」、「女児国」、「火炎山」など人気の高いストーリーを演目とし、製作費用は800万元に上るとのことです。雑技で孫悟空の世界を表現するのは初めてのことで、現代舞踊や少林武術なども巧みに取り入れながら、神話の世界を華やかに展開していきます。
雑技オペラ「西遊記」は2006年に誕生し、同年の全国雑技大賞では1等賞を受賞したほか、2007年には文化省の第12回「文華大賞」や「文華編集賞」など6つの賞を受賞しています。(翻訳:王丹丹 チェッカー:末永)
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