北京大学学長の許智宏氏が退任するのにともない、中国科学院院士で化学分野の権威周其鳳氏が11月14日、北京大学の学長に就任しました。
周其鳳氏は1947年11月5日に湖南省瀏陽市で生まれ、1965年北京大学化学学部に入り、1978年専攻科目トップの成績で大学院に入学しました。大学院在学中、米マサチューセッツ工科大学高分子化学部と工学部へ留学し、2年7ヶ月後の1983年2月、博士号を取得、マサチューセッツ工科大学で最短で博士号を取得した学生と賞されました。
1999年、中国科学院の院士に選ばれ、その後、北京大学高分子化学研究所主任、北京大学大学院副院長、北京大副教務主任を歴任し、2001年6月から2004年7月にかけて、国務院学位委員会弁公室主任、教育省院生工作弁公室主任、国務院学位委員会副秘書長などを経て、2004年7月に吉林大学の学長に就任しました。(翻訳:トウ 徳花 チェック:安藤)
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