中国地質調査局資源評価部の陳仁義主任は12日、北京で開かれた「2008年度中国国際鉱物資源大会」のフォーラムで、「中国政府は、鉱物資源探査の重点地域を西部に変更した」ことを明らかにしました。
陳仁義主任はその中で、「中国は、鉱物資源探査の重点地域を戦略的に西部に変更した。中央財政は西部で行われる地質調査への予算を毎年追加し、2007年度の予算が全国全体に占める割合は38%に上った」と紹介しました。
陳仁義主任はまた、「グローバル経済の動きが不安定な中、内需拡大を主とした経済発展戦略を実施するためには、鉱物資源の探査に取り組み、資源の供給を確保しなければならない。資源開発があまり進んでいない西部に鉱物探査の重点を置けば、インフラ施設の建設が保障でき、経済と社会の持続可能な発展に必要な物資を提供できる」と指摘しました。(翻訳:KH)
|