11月初め、北京郊外の昌平区に正式オープンした「永旺北京国際商業ショッピングセンター」(北京イオン、営業面積9万平方メートル)には、太陽光発電設備が導入されており、これは、中国のショッピングモールとして、初めての試みです。
提供元の京セラによりますと、ショッピングセンターの屋上には504枚の太陽電池が設置されており、最大出力は100.8キロワットで、年間発電量は、約141,693.9キロワットアワーに達します。これは、二酸化炭素の削減量は26,698.0kg-c、石油にすると34,431.6リットルの節約に相当するとされているということです。
なお、「永旺北京」は環境対策を重視し、太陽光発電のほか、雨水の利用設備及び高性能の冷却器設置や、これらの設備を紹介する環境保護情報センターも開設して、来店者の環境意識の向上に当たっているということです。(王小燕)
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