中国最大のイスラム自治区である寧夏ホイ族自治区では、今年、メッカ巡礼に赴くイスラム教徒が合わせて2000人ほどに上ります。
第一班の巡礼者らを乗せた飛行機が10日、寧夏自治区の首府銀川の河東空港を出発しました。寧夏宗教局の幹部によりますと、今年、メッカ巡礼に赴く教徒は1910人に上り、そのうち、44%が女性とのことです。
1985年、中国では自費でメッカ巡礼団を組織する制度が復活し、その後2007年までの間、メッカ巡礼に行ったイスラム教徒は合わせて8288人でした。1988年は15人にとどまりましたが、去年は1655人でした。メッカ巡礼に必要な費用は全部自費で払わなければならず、今年、一人およそ3万5000元とのことです。(翻訳:王丹丹 チェッカー:大澤)
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