中国外務省の秦剛報道官は6日北京で行われた定例記者会見で、「中国はアメリカとの関係を重視しており、両国の健全かつ安定した関係発展を推し進めるため、アメリカ側と共に努力していきたい」との考えを示しました。
オバマ氏が5日、アメリカの次期大統領に選出され、秦剛報道官は今後の中米関係の発展について記者の質問に答えました。
その中で、秦剛報道官は「中国側が中米関係を非常に重視しており、戦略的な見地と長い目で中米関係に取り組むべきであると主張している。今後、中米の三つの共同コミュニケに基づいて対話を強化し、相互理解と信頼を増進させていきたい」と述べた上で、「アメリカの次期政府との接触では、積極で開放的な態度を取っている。中米関係の健全かつ安定した発展を促すことに有利なことであれば、中国側は努力して進めていきたい」と強調しました。
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