国家品質検査総局が4日夜発表した不合格の輸入食品と化粧品に関する情報によりますと、合わせて191ロットの輸入製品が検査の結果、入国を拒否されたということです。そのうち、オーストラリアからの乳製品の輸入メーカー 「澳優」の粉ミルクから、腸内細菌のエンテロバクター・サカザキが検出されました。
エンテロバクター・サカザキは一般的には、人の健康に影響はありませんが、しかし、早産の新生児や体重の軽い、免疫系に欠陥を持つ乳児にとって、致命的な有害細菌であり、脳髄膜炎などを引き起こす可能性があります。
中国の品質検査部門は一貫して、エンテロバクター・サカザキの予防と監督検査を強化しています。これまで、中国ではエンテロバクター・サカザキによる患者は見つかっていません。
(翻訳:洋)
|