海峡両岸交流基金会(海基会)は3日夜、台北市内で陳雲林会長率いる海峡両岸関係協会(海協会)の台湾訪問を歓迎する晩餐会を開きました。双方のリーダーは、4日に行われる、2度目となるトップ対談に対し期待を寄せていることを表明しました。
海基会の江丙坤理事長は、「双方のトップが台北で初めて対談を実現知ることは、歴史に残る一歩だ。両会の努力で対談の機会を制度化することによって、両岸の差別や偏見を徐々になくし、平和発展、経済互恵の新局面を作れると確信している」と歓迎の言葉を述べました。
海協会の陳会長は、「歴史は海基会と海協会に貴重な機会を与えてくれた。お陰で10年近く中断された両会の会談が今年6月に北京で再開した。確かな一歩を踏み出したのだから、歩き続けなければならない。両岸の人々の福祉に繋がる道、共に平和発展できる道を作らなければならない」と語りました。(翻訳:黄恂恂、改稿:大沢)
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