四川省農業局、成都市農業委員会と成都市商務局の共同主催による「ミカン試食キャンペーン」が2日、四川省の省都・成都市で行われました。農業省の陳暁華次官や四川省の張作哈副省長、省農業局の任永昌局長などは成都市の繁華街でミカンを試食し、消費者の不安の解消につとめています。
成都市の大手スーパーのマネージャによりますと、四川省広元産のミカンにウジ虫が発見された後、このスーパーで扱ったミカンは大幅に値を下げました。中国政府の取り組みによって、現在市場で流通しているミカンは安全で、価格も上昇しています。
四川省産のミカンは「へそミカン」などの品種が代表的ですが、11月中旬に大量に出荷されています。現在、四川省農業局は生産区で疫病防止対策に取り組むと同時に、試食キャンペーンや記者会見、科学普及レクチャーなどを行い、消費者の不安を解消するための取り組みが行われています。(翻訳:周莉 チェック:安藤)
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