第7回ASEM・アジア欧州会議の首脳会合が25日、北京の人民大会堂で閉幕しました。世界的な金融危機の中で開かれたこの会合に、海外のメディアは連日、強い関心を寄せていました。
英ロイター通信は「アジアとヨーロッパの首脳は、この70年間で最も深刻な金融危機は最終的には乗り越えられると信じている」と報じています。
仏AFP通信は「会合で各国首脳は、国際金融システムに対して抜本的かつ迅速な改革を行うことを確認した。同時に、史上例のない経済危機に各国が共同で取り組むことで合意したほか、金融システムの内部の各部門への監督を強化することで一致した」としています。
フィリピンの新聞「マニラブレティン」は24日、「アジア・ヨーロッパの首脳、中国に一堂に会す」との見出しを掲げ、「世界的な金融不安は今回の会合で議論する焦点となり、会合はアジアとヨーロッパ各国が金融協力を強化する上で重要な場となった」と評価しています。(朱丹陽)
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