中国とベトナムは25日北京で、南中国海の安定の維持に共に努力し、争いを複雑化または拡大化するような行動をとらないことを明記した共同声明を発表しました。
声明は「双方は陸地の国境線の画定作業がほぼ終了したことに満足している。期限通り、年内にも全国境線を画定して碑を立てる目標を達成し、一日も早く国境線画定の議定書と新しい国境線管理制度協定に調印して、両国の陸地の国境線を長期的かつ友好的、平和で、安定した互恵協力の国境にしていく」としています。
さらに、声明は「双方は、両国の指導者の共通認識と『南中国海における関係国の行動宣言』の精神を順守することを改めて表明し、海上問題での交渉システムを維持し、双方が受け入れられる基本的かつ長期的な解決方法を求めていく。双方は、海洋科学技術研究や環境保護、気象予報、石油・天然ガスの探査・採掘、海上救援、軍艦の相互訪問、軍隊間の直接的な情報交流システムの確立などの分野における協力を強化することに同意した」としています。
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