中国の温家宝首相は23日、北京でオランダのバルケネンデ首相と会談しました。

　席上、温家宝首相は「ここ数年来、中国とオランダの関係は絶えず発展している。多くの分野における協力について、オランダはEUの加盟国の中でも前列に占めている。中国は、オランダ政府が一つの中国の政策を堅持することを賞賛している。オランダと共に長期的で、安定した互恵パートナー関係を発展させていきたい。国際的な金融危機と多くの世界的な問題を前に、両国は協力を強化し、さらに共同利益を守っていく必要がある」と述べました。

　これに対して、バルケネンデ首相は「両国の政治、経済、社会、文化などの分野における交流と協力は日増しに発展している。オランダは、双方の貿易や投資、農業、司法などの分野における互恵協力を強化し、共同発展を実現することを希望する」と語りました。