全国人民代表大会常務委員会の華建敏副委員長は21日、北京で、国内の人的資源や社会保障制度体制の整備を急ぐよう提言しました。
これは、この日開かれた第3回中国労働フォーラムで述べたものです。華建敏副委員長は、「改革解放以降30年間、労働・社会保障制度の改革は社会主義市場経済体制の要求を踏まえて進められ、著しい成果を遂げた。積極的な雇用政策を実施し、雇用契約制度を整備した。また、社会保障に関する基本制度や政策体制、労働保障の法的枠組みもほぼ整った」とした上で、「今後、都市部と農村部の住民を対象とする社会保障体制の整備を急ぐと同時に、就業問題の解決をマクロコントロールの重要な目標として重視すべきだ」と強調しました。(朱丹陽)
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