30年前に開催された中国共産党第十一期第3回会議は、中国共産党による社会主義事業を健全に発展させる上で、新中国建設以来の偉大な転換点となりました。
1978年12月18日から22日まで、中国共産党第十一回中央委員会第3回全体会議が北京で行われました。会議では、毛沢東思想の科学体系を完全でかつ正確に把握しなければならないことが認識されたほか、実践こそが真理を検証する唯一の基準だとする討議が高く評価され、業務の重点を社会主義の現代化建設に移転し、改革開放を実施することが決定されました。また、農業の発展に関する一連の政策・措置の制定や、社会主義における民主を強化し、社会主義法治を健全化していくことに関する議論、党内の問題の解決、指導者らの功績と過ちの再評価などが行われました。
この会議はこの重大な意義を持つ転換点となり、党がマルクス主義の思想路線、政治路線、組織路線を改めて確立し、トウ小平氏をはじめとする第2世代の中央指導グループが形成されるきっかけとなりました。これにより、中華人民共和国は社会主義現代化建設の新しい時代を迎えることになりました。(翻訳:katsu)
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