ウルグアイのノボア副大統領は15日で、「食糧危機が起きれば、ラテンアメリカ社会に混乱を招くことになるだろう」と指摘しました。
ノボア副大統領はこの日開かれた世界食糧デーを記念する会議で、「食糧と原油価格の上昇や経済発展の停滞、インフレの深刻化により、社会問題が生じるだろう」との考えを示し、今年4月にハイチで起きた食糧価格の高騰による暴動を例に挙げました。
ノボア副大統領はさらに、「現在、ラテンアメリカでは、5200万人が飢餓に苦しんでおり、そのうち900万人は5歳以下の児童だ」と指摘し、国際協力を通じて飢餓問題に取り組むよう、国際社会に呼びかけました。
(翻訳:洋)
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