15日午後、領有権の論争が続いているタイとカンボジアの国境地帯にある「プレアビヒア寺院」の周辺で銃撃戦が発生しました。これに対し、国際社会は大きな関心を寄せています。
タイ軍の発砲により、両国の軍隊はこの日、「プレアビヒア寺院」周辺で銃撃戦を繰り広げました。衝突で、カンボジア軍の兵士2人が死亡し、2人が負傷しました。タイ軍の兵士10人がカンボジア側に拘束されました。現在、地元の情勢は既に、沈静化しました。
ここ3日間、両国の国境地帯で起きた衝突は、今回が2回目です。シンガポール外務省は15日夜、声明を発表し、最大限の冷静を保ち、交渉を通じて対立を解決するよう、双方に呼びかけています。
国連のパン・ギムン事務総長もこの日、声明を発表し、対話を早期に展開し、平和的なルートで双方の対立を解決するよう、関係各方面に呼びかけました。
(翻訳:洋)
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