第五回中国国際茶業博覧会は、12日から15日まで北京で開催されています。国内外から茶葉栽培・加工・販売と茶葉加工機械企業など400社あまりが出展しています。

　今回の博覧会は、「ブランドを樹立、消費に注目」をテーマにしています。中国各省と市の著名な茶葉生産企業のほか、貴州省、福建省、台湾などのお茶の生産地からの企業も出展しています。また、ネパール、インド、スリランカなどの紅茶のブランド企業も出展しています。

　15日閉会するこの博覧会は、「世界茶業フォーラム」、「2008年国際銘茶選別会」、「国際茶葉包装デザインコンテスト」などが行われます。これらのイベントを通じて、中国のお茶の伝統文化を広げ、中国茶のブランドの確立などが期待されています。

　中国国際茶業博覧会は、2004年から年に一度開かれ、今年で5回目となっています。（文・写真：任春生）