中国は東南アジア諸国連合(ASEAN)とともに、共同で農業資材市場を作り、農業資材や農産物が相手の市場に進出しやすくするため、関税の相互削減や免除を適用する予定です。
これは、13日、広西チワン族自治区の省都・南寧で開かれた記者会見で明らかになったものです。それによりますと、中国とASEANは世界で重要な農業資材の消費地として、国をまたいでの調達と協力において大きな潜在力があります。双方が共同で農業資材市場を設立することで、二国間の農業資材の流通コストを削減できると見られています。
ASEANのメンバー国にはインドネシア、マレーシア、タイ、シンガポール、ブルネイ、フィリピン、ラオス、ベトナム、カンボジアとミャンマーの10カ国が含まれています。中国とASEANは2002年に自由貿易区建設のプロセスをスタートさせ、その後も絶えず促進してきました。(Yan)
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