第14回世界地震工学会議は13日、北京で開かれ、およそ70の国や地域の専門家が、建築物の耐震性を高めるための新技術の導入について話し合っています。
世界地震工学会議は、地震工学の分野で最も影響力を持つ国際会議で、今回初めて中国で開催されました。会議は4日間にわたって行われ、基調講演や論文発表、写真展などが予定されています。今回は、今年5月に中国の四川省で起きた大地震と、2004年にインド洋津波を引き起こしたスマトラ島沖地震などの破壊型地震が議論の焦点だということです。
開会式に出席した中国の回良玉副首相は各国に対し地震工学における交流を強化するよう求めた上で、「中国政府として、地震対策技術を向上させるために世界各国、国際機関との協力を強化し、経験を分かち合っていく用意がある」と述べました。(翻訳:鵬)
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