イギリスのダーリン財務相は8日朝、総額500億ポンドに及ぶ金融支援計画を発表しました。これは危機に陥った銀行業の復活を目指し、銀行の流動資金を確保するためです。
この計画について、ブラウン首相は、「銀行業の自信を取り戻すことができるだろう」と評価しました。ダーリン財務相はまた、「市場の安定化を保つため、追加支援を行う可能性もある」と強調しました。イギリスのメディアは、「支援計画の実質は、政府が国民のお金を使って銀行業に投資することで、銀行の国有化である」と考えています。
イギリス財務省は、数週間前からこの金融支援計画の準備作業を行ってきましたが、この数日、イギリス銀行業の株が連続して下落し、銀行業の要請に応じて計画を発表したわけです。(翻訳:KH)
|