中国甘粛省衛生庁によりますと、7人のアメリカ人専門家からなる医療チームが甘粛省秦安県人民病院で、同県の貧困地域からの失明した白内障患者151人に対して、1カ月にわたり無料で視力回復手術を実施しました。手術の成功率は100％だということです。

　甘粛省ではこれまで5000人の白内障患者が医療チームの手術を受け、視力を回復させています。

　この医療チームはアメリカ視力回復協会が派遣しているものです。甘粛省へは1993年から90回にわたってが派遣しており、同省の9の市と州で、合わせて5000人の患者に視力回復手術を実施しているほか、50万ドル相当の医療器械を寄贈しています。（翻訳：玉華）